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医療
Sustainability
サステナビリティ
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人を活かした活力ある企業
栄研グループは、ヘルスケアを通じて人々の健康を守るという経営理念のもと、世界の人々の健康·生命を守る製品·サービスの提供を通じて社会に貢献するために最も大切な財産は従業員と考え、人材を「人財」と表現します。
栄研グループの未来は、従業員が創り、従業員の可能性を広げることが会社の可能性を広げ、会社の成長と社会への貢献に繋がるものと考えています。そのためにも、会社と従業員が一体となって、付加価値の高い業務に集中できる環境を整え、創造的な仕事に挑戦する姿勢を高く評価する仕組み作りに努めます。
従業員が元気でなければ会社は発展しない。当社の財産である従業員のパフォーマンスを最大限に引き上げることは、世界の人々の健康を守り続けるという理念の実現には不可欠と考えています。従業員と企業がともに成長できる風土を醸成し、常に創造と挑戦の場を提供することにより、新たなイノベーションを創出する人財を育てることを目指しています。
雇用のミスマッチの解消
ミスマッチを防ぐ丁寧な採用活動や、新卒入社・中途入社を問わず活躍できる環境づくりを推進しています。
・2020年度入社者:計40名(新卒50%:中途50%)
・2021年度入社者:計41名(新卒63%:中途37%)
・2022年度入社者:計40名(新卒48%:中途53%)
近年の全社離職率は「1-2%台」で推移しています。
従業員満足度の向上
当社は、能力開発ビジョンによる人材育成や様々な制度により働き方を支援していますが、今後は従業員満足度調査を実施し、結果を分析することで、待遇・環境の改善、モチベーションの向上を図ります。
社内表彰制度
当社は、代表執行役社長を委員長とする表彰委員会を設置し、社業の発展に尽くした従業員の功績を讃えるとともに、志気高揚、組織の活性化および生産性の向上に繋げています。
功績表彰 | 従業員の功績を讃えるため、功績の影響度に対応して3種類の表彰を実施しています。(年1回)黒住剛賞/社長賞 /部門長賞 功績表彰は、表彰委員会において審議・決定され、表彰を受けた者の功績・努力を顕彰するために表彰金の授与、社内公示を行っています。 |
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提案表彰 | 業務効率化・安全性向上・地球環境保全等に有益な提案を奨励し活性化を促す「提案表彰」を実施しています。年間優秀提案賞については、表彰委員会において審議・決定され、賞金の授与、社内公示を行っています。 |
栄研化学は、働き方の多様性を高め、従業員がそれぞれのライフスタイルを継続して楽しむことで自分らしく働き、その能力を最大限発揮できるよう様々な制度を導入しています。計画的な休暇の取得と時間外労働の縮減に向けた環境づくりや意識啓発を通じ、総実労働時間の短縮に取り組んでいます。
休暇取得の促進 (年間休日最大128日) |
年次有給休暇の一斉取得/半日単位での年次有給休暇制度/35歳・45歳・55歳でのリフレッシュ休暇制度/転勤時に取得できる転勤時休暇制度などにより、休暇取得を促進しています。 |
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ノー残業デーの実施 | 全事業所で毎週水曜日・金曜日をノー残業デーとして設定しています。 |
全職種でスーパーフレックスタイム制度を 適用 |
1日の最低勤務時間は3時間・コアタイム無しのスーパーフレックスタイム制度を全職種に適用し、従業員が柔軟に働ける環境を提供しています。 |
ICTを活用した長時間労働の抑止システム | 7時~20時を超えて勤務する場合、PCが自動的にシャットダウンするICTシステムを導入することで、長時間労働を抑止し、限られた時間の中での生産性の高い働き方を意識付けています。(やむを得ず制限時間外に勤務する場合は、事前に上長への申請・承認が必要)。 |
テレワーク勤務制の導入 | 試用期間中などを除く全従業員を対象として、最大週2日・月8回までテレワーク勤務が可能です。スーパーフレックスタイム制と併用して、テレワーク勤務と会社へ出勤して行う勤務を同日に行うことや、感染症の蔓延等、一定条件に該当する場合は、週2日を超えて利用することも出来ます。 |
2023年度 実績 | 2024年度 目標 | 2030年度 目標 | |
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正社員一人当たりの 年間総実労働時間※ |
1,864h | 1,870h | 1,635h |
正社員一人当たりの 年次有給休暇取得率 |
67.3% | 65.0% | 100% |
※ 所定内労働時間+所定外労働時間-年次有給休暇およびその他の休暇取得分
多様なライフスタイルと仕事を両立させながら働く社員のなかには、育児や介護が必要な家族をもつ人もいます。 男女問わず安心して能力を発揮してもらいたいという考えのもと、妊娠や出産後の育児、親の介護を行う社員に対し、次のような両立支援を行っています。これらの施策を通じてワークライフバランスを推進する中で、子育てサポート企業として「プラチナくるみん認定」、女性活躍推進法に基づく優良企業として「えるぼし認定」を取得しました。当社は今後も、子育てサポートや女性活躍推進の面から多様な人財が活躍できる職場環境づくりに努めてまいります。
2023年度 実績 | 2024年度 目標 | 2030年度 目標 | |
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育児休業取得率(女性) | 100% | 100% | 100% |
育児休業取得率(男性) | 90.0% | 100% | 100% |
◆育児休業取得率(女性)
分母:事業年度中に、出産した女性従業員の数
分子:事業年度中に、育児休業した女性従業員の数
(出産の時期により、翌事業年度に育児休業を取得する従業員が含まれるため、取得率が100%を超えることがある)
◆育児休業取得率(男性)
分母:事業年度中に、配偶者が出産した男性従業員の数
分子:事業年度中に、育児休業および育児を目的とした当社独自の休暇制度を利用した男性従業員の数
(配偶者の出産時期により、翌事業年度に育児休業を取得する従業員が含まれるため、取得率が100%を超えることがある)
従業員の資産形成支援と中長期的な組織モチベーション向上を目的に、以下のサポートを導入しています。
企業年金 | 当社は、企業年金として「確定給付企業年金制度(DB)」「確定拠出年金制度(DC)」「東京薬業企業年金基金」の3つを採用しています。 |
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資産形成セミナー | 社員が老後の生活をより豊かにするための、安定的な資産形成を目的に、資産運用に関する社内教育を定期的に実施しています。 |
従業員持株会 | 福利厚生の充実と事業成長に対する意欲の向上を目的として、役職を問わず入会可能な従業員持株会制度を設け、拠出額に対し企業負担の奨励金10%を付与しています。 |
事業環境が大きく変化する中、栄研化学がグローバル展開を加速するには、それを支える人財の育成と多様な人財が最大限に能力を発揮できる環境づくりが重要と考え、次の能力開発ビジョンを掲げています。
指示を待つのではなく、「現場で何が必要とされているか」を自分で判断し、行動できる人財
グローバル市場で活躍するために、必要な語学を習得し、自分の考えを論理的かつ明確に主張できる人財
自分が関わる事業・機能・技術領域で専門軸を持ち、その専門力を磨き、高いレべルで発揮できるプロフェッショナルな人財
先が見えないことをどうやり抜くか、既成の価値観にとらわれがちな自分自身に立ち向かい、多様な部下を育て、組織を前向きに導く人財
栄研化学では、新入社員からグローバルに活躍するリーダーになるまでをサポートする人財育成プログラムを持っています。これらのプログラムを通じて、社員自身の成長が会社の成長に繋がることを目指しています。
栄研化学では、グローバルに活躍する人財を育成するため、「Eiken Global Program(EGP)」と称して社内セミナーや英会話、通信教育、スマホアプリなど、各従業員に合った様々な学習形式での英語力強化をバックアップしています。TOEIC受験料補助やオンラインIPテストも利用でき、一定のスコアレベルに達すると、最大10万円程度の奨励金を支給するなど、グローバル化に貢献できる人財育成を推進しています。これらのプログラムを通じて、社員自身の成長が会社の成長に繋がることを目指しています。
変化の激しいこの時代、研究開発部門には常にイノベーションが求められます。研究員には失敗を恐れず、新たな研究にチャレンジできるような場を提供しています。研究開発部門では、「知の融合」をキーワードとして産官学との連携を図り、積極的に外部派遣を行っています。また、研究内部においても分野を超えた自発的なワーキンググループ活動を推奨し、自らの専門分野に捉われることなく活発に議論できる場を設けています。これらの取り組みにより、ダイバーシティを推進し、多様な能力、知見、経験をもつ人財の知の融合により、ブレイクスルーを起こし、イノベーションの創出を目指しています。