栄研化学のあゆみ

1939

興亜化学工業株式会社として、黒住剛らにより創立 (東京都葛飾区)

家畜臓器を原料とした栄養食品および医薬品の製造販売開始

1940

株式会社興亜栄養化学研究所と社名変更

1943

田辺製薬株式会社と一手販売契約を締結、資本提携

1946

日本栄養化学株式会社と社名変更

日本栄養化学社章 NEKロゴ

日本栄養化学社章 炭素ロゴ

研究所内の様子

研究所内の様子

黒住剛社長を囲む研究所員

1950

細菌検査用製品 販売開始

細菌検査用粉末培地「SS寒天培地‘栄研’」

「SS寒天培地」(赤痢菌、チフス菌の分離)の製品化に成功し、わが国の防疫、公衆衛生の普及、発展に貢献

1955

臨床検査の学術情報誌「モダンメディア」創刊

モダンメディア 1955年8月

1958

細菌薬剤感受性検査用試薬(ディスク法)発売

結核菌培養用培地「小川培地‘栄研’」発売

1960

葛飾新工場完成(東京都葛飾区 : 葛飾事業所)
翌年、臨床検査薬部門を開設し、臨床検査薬の研究開発開始

日本栄養化学第1工場と第2工場

1963

生化学検査用試薬 販売開始

「アルカリホスファターゼ菅‘栄研’」

尿検査用試薬 販売開始

「ウロペーパーA‘栄研’」と「ウロペーパーB‘栄研’」

免疫血清検査用試薬 販売開始

溶連菌感染症検査用試薬「ストレプトリジンO‘栄研’」

1965

野木工場(栃木県野木町 : 野木事業所)
第1期工事が完成し生産開始

第1期工事が完成した野木工場

血液培養用ボトル培地 発売

「カルチャーボトル2号」

小島三郎記念会発足
(1993年 黒住医学研究振興財団に事業継承)

1967

ラテックス凝集法による免疫血清検査用試薬 発売

リウマチ因子測定用試薬「RA試薬‘栄研’」

1969

創立30周年にあたり、栄研化学株式会社と社名変更

栄研化学株式会社社章

1973

生培地「ポアメディア」 発売

「ポアメディア」

1975

栄研イムノケミカル研究所(東京都北区 : 王子事業所)が完成し 業務開始

栄研イムノケミカル研究所

ラジオイムノアッセイ(RIA)関連試薬 発売

ラテックス凝集反応を用いたスライド板凝集試薬 発売

「ゲステート・スライド‘栄研’」

1977

細菌同定用試薬 発売

検体を希釈しない方法を先駆けて開発した免疫血清検査用試薬 発売

「RA77‘栄研’」

1980

本社新社屋(東京都文京区)が完成し業務開始

本社新社屋

1981

黒住剛社長が国内外の保健衛生の向上発展に寄与した功績により勲四等瑞宝章を受章

SRID法を用いた免疫血清検査用試薬 発売

戸田研究所 開所

1982

酵素免疫測定法(EIA法、ELISA法)関連試薬 発売

ラテックス凝集反応を用いた全自動免疫化学分析装置および専用試薬 発売

「LA-SYSTEM」

1984

那須工場(栃木県大田原市 : 那須事業所)第1期工事が完成し生産開始

那須工場

尿中食塩濃度測定用試薬 発売

「ソルトペーバー‘栄研’」

1985

細菌薬剤感受性検査用試薬「KBディスク‘栄研’」 発売

1986

代表取締役社長 黒住忠夫 就任

黒住忠夫と黒住剛

血糖自己測定用装置および試薬 発売

1987

体内診断用医薬品造影剤 発売

「ヘキサブリックス320」

便潜血検査用試薬 発売

「OC-ヘモディア」

細菌検査システム「BACTSYSTEM」 発売

1988

アメリカ、サンディエゴに駐在事務所 開所

細菌薬剤感受性検査用試薬(液体培地希釈法) 発売

東ソー株式会社からエンザイムイムノアッセイ装置(AIA)および専用試薬 導入販売開始

1989

世界初の全自動便潜血用分析装置および専用試薬 発売

「OCセンサー」

1990

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

日経新聞 1990年1月29日

1991

OTC用尿試験紙「ウロペーパーGP‘栄研’」 発売

1992

生物化学研究所(栃木県野木町)が完成し業務開始

日経新聞 1990年1月29日

尿自動分析装置 発売

「US-2100」

葛飾事業所および戸田研究所 閉所

1993

財団法人黒住医学研究振興財団設立・第1回研究助成金贈呈

化学発光酵素免疫装置「ルミスポットAL-1000」および専用試薬 発売

便潜血検査用試薬および測定装置の海外展開開始

1994

イムノクロマト法による便潜血検査用試薬 発売

「OC-ヘモキャッチ‘栄研’」

1996

全自動尿分析装置「US-3100」「US-3200」および専用試薬「ウロペーパーαⅡ‘栄研’」 発売

1999

新規遺伝子増幅技術LAMP法の開発を発表

尿自動分析装置「US-2100R」 発売

2000

便潜血測定装置「OCセンサーμ」 発売

2001

田辺製薬との販売契約を解消し、臨床検査薬・装置の自社販売開始(2007年資本提携解消)

便潜血測定装置「OCセンサーneo」 発売

全自動尿分析装置「US-3100R」 発売

2002

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

LAMP法を用いた遺伝子検査用試薬「Loopamp シリーズ」および測定装置 販売開始

「Loopamp 牛胚性判別試薬キット」

2003

LAMP法を用いた体外診断用医薬品 発売

「Loopamp SARSコロナウイルス検出試薬キット」

2004

栄研生物科技(上海)有限公司を設立
(現・栄研生物科技(中国)有限公司)

栄研生物科技(上海)有限公司

2005

ISO13485およびISO9001の認証取得

FINDとLAMP法を利用した結核の遺伝子迅速検査法の共同開発契約を締結

尿自動分析装置「US-1000」 発売

2006

大塚製薬株式会社と業務提携および資本提携

細菌薬剤感受性検査用試薬「ドライプレート‘栄研’192」 発売

「ドライプレート‘栄研’192」

2007

ブレイブサークル大腸がん撲滅キャンペーンに参画

便潜血測定装置「OCセンサーDIANA」 発売

栄研器材株式会社を吸収合併

全自動分析装置「US-3300」 発売

代表執行役社長 寺本哲也 就任

寺本哲也

2008

本社移転に伴う東京都内3事業所の統合(東京都台東区)

LAMP法に用いる超簡易前処理法(PURE法)の開発に成功

尿自動分析装置「US-2200」 発売

全自動尿分析装置「US-3100Rplus」 発売

2009

LAMP法 リアルタイム濁度測定装置「LoopampEXIA」 発売

「LoopampEXIA」

便潜血測定装置「OCセンサー io」 発売

2010

ISO14001の認証取得

2011

オランダ アムステルダムに欧州事務所開設(現・欧州支店)

2012

野木事業所にOperation Management Center(OMC棟)が完成し業務開始

OMC棟

迅速検査用試薬キット「イムノキャッチシリーズ」 発売

「イムノキャッチ-ノロ」

全自動生物化学発光測定装置および専用試薬 発売

「BLEIA-1200」

2014

代表執行役社長 和田守史 就任

和田守史

便潜血測定装置「OCセンサーPLEDIA」 発売

「OCセンサーPLEDIA」

2015

LAMP 法を利用した次世代の小型全自動遺伝子検査装置および多項目検査チップの開発を開始

全自動尿分析装置「US-3500」 発売

「US-3500」

2016

シスメックス株式会社と海外市場の尿検査事業において業務提携

LAMP法による結核遺伝子検査法(TB-LAMP)がWHOの推奨を取得

WHO推奨

HUMAN社とLAMP法による結核およびマラリアの遺伝子検査薬・装置のグローバル販売提携

野木事業所に Dried Product Plant (DPP棟)が完成し、尿検査用試薬の増産体制確立

DPP棟

尿自動分析装置「US-1200」 発売

2018

野木事業所の拡張準備

学術情報誌「モダンメディア」通巻750号

2019

2020

新型コロナ検出用 「Loopamp®新型コロナウイルス2019(SARS-CoV-2)検出試薬キット」発売

LAMP法を用いた「全自動核酸検査装置 Simprova」発売

2021

尿自動分析装置「US-2300」発売

US-2300

便潜血測定装置「OCセンサーCeres®」発売

OCセンサーCeres®

代表執行役社長 納富継宣 就任

納富継宣