社長メッセージ

株主の皆様には、日頃より格別なご高配を賜り厚くお礼申し上げます。 
前期におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により足元で景気が大幅に下押しされ、厳しい状況となっております。また、海外経済につきましても、同感染症の世界的大流行により経済活動が抑制され、急速に減速しております。これらの外部環境に加え、臨床検査薬業界においては医療費抑制策により厳しい経営環境が続き、各企業はより一層のコスト競争力と積極的な海外展開が求められる状況となっております。このような状況下、当社は、2020年3月に新型コロナウイルス検出試薬を開発・発売し、同感染症対策への貢献に努めております。
今期業績見通しについては、このような環境の下、当社グループの臨床検査薬事業も大きな影響を受ける可能性がありますが、同感染症が収束する時期を現時点で見通すことは難しく、業績への影響を合理的に算定することは困難であると判断いたしました。したがいまして、次期の業績予想は、現時点では未定とさせていただき、合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表いたします。
当社グループは、経営構想“EIKEN ROAD MAP 2019”において構造改革期と位置づけた3か年の中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)を着実に推進し、グローバル企業“EIKEN”の実現に向け社内体制を整備し、持続的な成長と収益性向上を目指します。また、新型コロナウイルス検出試薬を安定供給するための体制を整備することにより、引き続き同感染症対策への貢献に努めてまいります。 

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表執行役社長
和田 守史