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ディップスティック '栄研'ロタ
写真 「ディップスティック '栄研'ロタ」は、スティックを検体抽出液に浸すだけの簡便操作で糞便中のロタウイルス抗原を検出できる迅速診断検査試薬です。
抗ロタマウス抗体結合金コロイドを用いたイムノクロマト法
測定のための特殊な器材は不要、緊急な検査にも対応
判定は赤紫色の線の有無によって判定します。熟練度に関係なく正確な結果が得られます。
糞便を懸濁した検体抽出液にテストスティックを浸すだけの簡単な操作
1テストごとのアルミパック包装
約15分間で判定
製品概要 測定原理 操作方法 判定方法 関連情報
製品概要
測定原理 イムノクロマト法
判定時間 15分
貯蔵方法 室温保存
有効期間 18 ヶ月
包装単位 20回分
製品構成 テストスティック… 20 本
検体抽出液… 0.5mL ・ 20 本
製品コード E-ML31
保険適用 D012 感染症免疫学的検査 8 ロタウイルス抗原定性(糞便) 65点*
D026 5 免疫学的検査判断料、月1回に限る 144点
*「7」のアデノウイルス抗原定性(糞便)と「8」のロタウイルス抗原定性(糞便)又は定量(糞便)を同時に行った場合は、主たる検査のみ算定する。
「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(通知)
平成28年3月4日保医発0304第3号
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測定原理
図
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操作方法
1.

患者の糞便を12.5mg程度採取し、検体抽出液に懸濁後、ミキサーで2分間以上撹拌し便懸濁液とします。固形物が多い場合は 2,000×gで15〜20秒間遠心分離します。
(ミキサーがない場合は、採取器具で固形物を砕いてください)

イラスト

イラスト




2.




アルミパックからテストスティックを取り出します。
テストスティックの検体吸収部を便懸濁液にStopラインを越えないように入れ、30秒間浸します。
イラスト
3. テストスティックを便懸濁液から引き上げ、判定面を上に向けてシャーレ等の吸水性のないものに水平に静置します。
15分後にTEST部分とCONT部分を観察し、赤紫色のラインの有無を確認し、判定します。
イラスト
検体採取を含めたフローチャートはこちらPDF

〈検体採取にあたっての注意〉
  • 検体には糞便を用いて下さい。尿、血清など、便以外の検体は使用しないで下さい。
  • 検体採取後、検査は速やかに行って下さい。
  • 検体を保存する場合は、-20℃以下に保存して下さい。

〈測定にあたっての注意〉
  • 反応時間が30分間を越えた場合は、判定は行わず、新しいスティックで試験をやり直して下さい。
  • 便懸濁液からテストスティックを取り出した後、検体を拭き取ったり吸湿性の紙などの上に放置しないで下さい。
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判定方法
●陽性(+) CONT部とTEST部の
両方が呈色する
●陰性(−) CONT部のみが呈色する
●再検査 CONT部が呈色しない
●再検査 CONT部が呈色しない


〈判定上の注意〉
  • 陰性の結果は、ロタウイルス感染の可能性を完全に否定するものではないので注意して下さい。糞便中のロタウイルス抗原量が感度以下の場合は、陰性となります。
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関連情報
添付文書
ロタウイルスキット ディップスティック '栄研'ロタ 2009年8月改訂(第3版)
製品FAQ
ロタウイルスキット ディップスティック '栄研'ロタ
学術資料
  • Christensen,M.L.:Clin.Micrbiol.Rev.,2:51,1989.
  • J.Cohen:J.gen.Virol.36:395,1977
  • 小島禎等,イムノクロマト法を応用したウイルス性胃腸炎の診断法の評価検討 JARMAM Vol.11(2),p.93-98,2000.
  • 山上隆也,糞便中 A 群ロタウイルス抗原検出キット「ディップスティック‘栄研'ロタ」と「イムノカード ST ロタウイルス」の比較検討 医学検査 Vol.54 No.5 2005.
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