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ペプシノゲン法

ペプシノゲン法は、胃粘膜の萎縮の進み具合を血液によってチェックする検査です。
人間は年をとると体力や皮膚弾力の低下などの老化現象が起こります。胃粘膜にも同じことが起こり、胃粘膜が薄くなって消化の働きが低下し、がんやポリープができやすい『萎縮』という状態になっていきます。この萎縮は、ピロリ菌感染が主因であり、慢性的に炎症が続くと萎縮性胃炎となり、胃がんの発生母地と考えられています。ペプシノゲンを測定することは、胃粘膜の萎縮の進み具合を見る重要な目安になります。

ただし、次のいずれかに当てはまる方は、正しい結果が得られない場合があります。

● 明らかな上部消化器症状のある方
● 上部消化管疾患治療中の方
● プロトンポンプ阻害剤服用中の方
● 胃切除後の方
● 腎不全の方
● ピロリ菌の除菌治療を受けた方