高血圧と食塩
- 食塩が血圧に及ぼす影響とは?
人間の体は、摂取した食塩の大部分を尿や汗として排泄します。しかし、食塩を多量に摂りすぎると、ナトリウムが水をともなって血管壁を膨らますために血液の流れが悪くなります。この流れをよくするために血圧は上がり、やがて高血圧になると言われています。高血圧治療ガイドラインでは1日あたりの塩分摂取量の推奨値は6.0g未満、世界の基準(WHO)では目標5.0gまでとされています。
- 高血圧はどのような症状でしょうか?
高血圧そのものに自覚症状はありません。だからといって放っておくと気がつかない間に重篤な合併症を引き起こします(下図)。
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