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尿検査でわかること

⇒尿検査ってなあに?   ⇒どんな病気がわかるの?  ⇒検査で気をつけることは?

   『尿検査』ってなあに?

病院や医院で行う「尿検査」は、簡単にいうと「おしっこの成分チェック」です。どの成分がどれだけ含まれているかを調べるものです。ふつうのおしっこは体の中の不必要なものが水といっしょに排泄されますが、体に異常があるといつもと違う成分が排泄されたり、不要なものが排泄されなくなったりします。このミクロの世界で起こっている小さな変化をとらえることでトラブルを未然に防ぐことができます。


   どんな病気がわかるの?
おしっこに直接かかわる病気として、腎臓病、膀胱・尿管・尿道の病気があります。そのほか糖尿病や肝臓の病気などを発見することができます。
とくに近年、慢性腎臓病(CKD)という病気が増えています。この病気は腎臓の機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままでいると、人工透析や腎移植が必要となることがあります。さらに心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性も高まることがわかってきました。CKDの早期発見には尿検査が重要といわれています。

   尿検査で気をつけることは?
【検査前日に気をつけたいこと】
食事や飲み物は自由にとってかまいませんが、ビタミン剤やビタミンCが入っているかぜ薬、ドリンク剤などを飲まないようにしてください。尿の成分影響が出て、結果が判定しにくくなります。
【おしっこのとり方】
健康な人でも、最初の尿には細菌が混じることがあります。
正しい検査のためには、出始めの尿ではなく、中間の尿をとるようにします。
【主治医の先生には正確な返事を】
項目によっては健康な状態でも異常値となるケースがありますので、主治医の先生が尿検査結果を正しく判断するためには、あなた自身の情報が必要です。熱や痛みなどの症状はあるか、生理の時期、運動をしているか、どんな薬を飲んでいるか・・・など、聞かれたことには正しく返事をしてください。

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