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2025年8月号(第71巻8号)
皆さん、こんにちは。7 月に関東は梅雨明けをしてからカラッとした暑さ(猛暑)が続いていますが、元気にお過ごしでしょうか。先日、丹波で41.2 度を観測し、国内記録を更新したようです。これからが夏本番と思うと、先が思いやられますが、引き続き体調には気を付けて、無理せず夏を過ごしていきましょう。
さて、先月は夏の季節を楽しむ、という話をして夏の風物詩のほおづきを紹介しました。今回は同じく夏の風物誌である花火を取り上げたいと思います。コロナ禍で一時中止されていましたが、また全国各地で花火大会が開催されるようになりました。これまで数多くの花火大会を見てきましたが、ここ数年、わたしにとっての花火と言えば、隅田川花火大会になります。有難いことに自宅から花火が見られるので、人を呼んで集まっていましたが、今年は家族が墨田区に引っ越し、花火を見るのに最高のロケーションということで、そちらで花火を鑑賞することになりました。
そこからは隅田川にある第2 花火会場の打ち上げ箇所を見ることができるとのことなので、絶景となること間違いありません。
当日は夕方から浅草周辺は警備が始まるのですが、都合により参加するメンバーとは花火大会開始30 分前の浅草駅で待ち合わせしました。警備の方にはその時間でも吾妻橋を渡れることは確認していましたが、実際渡ろうとすると大きな柵が設置されて通れず、仕方なく警備の方の誘導に従い、雷門まで戻って並ぶとそこにも長い列が・・・それでも家族のいる家に行く必要があったので、警備員の方に橋を超えたところに家族が住んでいることを説明し、機動隊の方に誘導いただきながら、何とか橋を渡ることができました。
せっかく着た浴衣が汗だくになりながらも、無事開始前に到着し、約2 万発の花火をベランダから眺めることができました。距離が近いせいか、花火は爆発のような音で連続的に打ち上げられ、眼下では橋の向こうから「立ち止まらないで歩いてください」というアナウンスに沿って多くの人が機動隊と共に歩いていくのが見えました。花火が打ちあがる度に写真や動画で撮影するものの、やはりレンズを通した花火より肉眼で見る花火には叶わないと思いながら、1時間ほど花火大会を楽しみました。
年に1度しか見れない隅田川花火大会ですが、今年のように天候に恵まれることを祈りながら、来年を心待ちにしたいと思います。