バックナンバー
Back Number
2025年6月号(第71巻6号)
皆さん、こんにちは。6月に入り、関東も梅雨入りしました。雨が続く季節ですが、猛暑の日もあるので、体調には十分気をつけて今月も元気に過ごしましょう。
先日6月1日は、以前このコーナーで紹介した立川談笑師匠の一番弟子である立川吉笑さんが真打に昇進しました、おめでとうございます。吉笑さんと言えばご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、古典落語の世界を模した擬古典という手法を用いて、現代的な内容の新作落語を得意とし、NHK新人落語大賞でも実績を残しています。当日は「談笑一門会特別編」として、YouTubeで真打昇進披露興行が生配信され、師匠である談笑さんの「片棒」と共に彼自身の名刺代わりとなる「ぞおん」を披露しました。真打昇進披露興行がオンラインで見られるなんて、便利な世の中になりました。今後も立川流の活躍を楽しみにしています。
さて、今月は例年とりあげている環境月間の月になります。今年の世界環境デーのテーマは、「Ending plastic pollution(プラスチック汚染をなくそう)」です。実は住んでいる地域が4 月からプラスチックごみの分別が始まりました。これまでもすでに分別していたという方も多いと思いますが、生活ごみの半分くらいがプラスチックではないかと思うほど我々の暮らしには欠かせないものとなっています。ところが先日読んだ新聞で、プラスチックごみは分別しても7 割が焼却され、温室効果ガスの二酸化炭素を出しており、多くのプラスチックがリサイクルされていない状況という内容でした。せっかく洗って分別したプラスチックが再生されていないのは残念なことです。記事には実は日本の環境問題への意識は決して高くないこと、またプラスチックがごみではなくいかに大切な資源なのかを考えることも重要とありました。プラスチックが「敵」と問題視するのも考え直す必要があります。我が家でも以前はペットボトルに入った炭酸水を購入していましたが、炭酸水を作る装置を導入し、プラスチックごみは各段に減りました。またごみと言ってしまいましたが、資源ですね。使用後にまで気を配ってプラスチックを購入したいと思います。