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食中毒とは?

食品衛生法では、「食品、添加物、容器若しくは容器包装に起因する中毒」を「食中毒」としており、細菌、ウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫に大別しています。これらの病因物質に汚染された食品等を摂ることによって、嘔吐・下痢・発熱などの比較的急性な胃腸炎を主な症状とする健康障害が起こります。症状は軽度のものから、腸管出血性大腸菌O-157のように感染すると重症化し死に至る場合もあります。
食中毒事例は、夏季では細菌性によるものが多く、冬季はウイルス性によるものが多く発生しています。 近年では、ウイルス性食中毒が急増しており、夏季の食中毒対策だけではなく、年間を通して食中毒対策が必要です。食中毒を発生させないためには、予防がなによりも大切です。

~食中毒(食中毒菌による)予防のために、次の3原則を徹底しま しょう。~
  (1) 細菌をつけない(清潔、洗浄)
  (2) 細菌を増やさない(迅速な調理、調理後速やか摂取、冷却)
  (3) 細菌を殺す(加熱、殺菌)