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A群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット
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ディップスティック '栄研' ストレプト A
写真 「ディップスティック '栄研'ストレプトA」は、2試薬系で使いやすい簡単で迅速なキットです。
簡単で迅速なイムノクロマト法
測定のための特殊な器材は不要、緊急な検査にも対応
判定は赤紫色の線の有無によって判定します。熟練度に関係なく正確な結果が得られます。
抽出抗原液にテストスティックを浸すだけの 簡単な操作
〈抽出液(試薬A+試薬B)に検体を懸濁したもの 〉
1テストごとのアルミパック包装
約5分間で判定
製品概要 測定原理 操作方法 判定方法 関連情報
製品概要
測定原理 イムノクロマト法
判定時間 5分
貯蔵方法 2 ~ 30 ℃
有効期間 18 ヶ月
包装単位 20回分
製品構成 テストスティック… 20本
試薬 A( Reagent A )… 7mL・1 ビン
試薬 B( Reagent B )… 7mL・1 ビン
陽性コントロール… 1mL・ 1ビン
陰性コントロール… 1mL・1ビン
〔付属品〕
検体採取用綿棒 …20本
試験管…20本
  検体採取用綿棒は医療機器です。
製品コード E-ML35
保険適用 D012 感染症免疫学的検査 18 A群β溶連菌迅速試験定性 124点*
D026 6 免疫学的検査判断料、月1回に限る 144点
「18」のA群β溶連菌迅速試験定性と区分番号「D018」細菌培養同定検査を同時に実施した場合は、A群β溶連菌迅速試験定性の所定点数のみを算定する。この場合において、A群β溶連菌迅速試験定性の結果が陰性のため、引き続いて細菌培養同定検査を実施した場合であっても、A群β溶連菌迅速試験定性の所定点数のみ算定する。
「診療報酬の算定方法の一部を改正する件」令和4年厚生労働省告示第54号
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測定原理
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検体採取方法
舌圧子で舌を押さえ、付属の検体採取用綿棒で咽頭・扁桃の表面を擦過します。また、培養の確認をする場合、検体採取用綿棒で血液寒天培地上の菌体を採取します。
 

<検体採取上の注意>

  1. 検体の採取には、付属の検体採取用綿棒を用いてください。
  2. 検体採取用綿棒は再利用しないでください。
  3. 咽頭部(咽頭、扁桃)を検体採取用綿棒で擦過して検体を採取するときは、歯、歯肉、舌、頬の表面に触れない様に注意してください。多量の粘液(唾液、鼻汁など)が検体に含まれた場合、反応に悪影響を与え、偽陽性の結果を招く原因になりますので注意してください。
  4. 血液寒天培地上に菌体を接種するときは、β溶血を示すコロニーに軽く触れるようにし、培地をこすらないでください。
  5. 検体を採取した綿棒は、直ちに検査を行って下さい。直ちに検査ができないときは、滅菌した密封容器に入れ、2~8℃に保存し、72時間以内に検査してください。
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操作方法


1.


試薬ラック上部の穴に付属の試験管を立て、試薬Aを4滴滴下します(溶液はピンク色です)。
2. 次に試薬Bを4滴滴下し(この時、溶液はピンク色から黄色に変わります)、抽出液とします。
   
3. 抽出液に検体を採取した綿棒を入れ、綿棒でよく攪拌します。少なくとも1分間静置し、抽出反応を行います。(15分間を超えないでください。)

4.

抽出反応を行った試験管を指で押しつぶして綿棒を挟み、反応液を十分搾り取りながら綿棒を抜き取ります。試験管に残った液を抽出抗原液とします。
5. アルミパックからテストスティックを取り出します。乾燥剤は破棄します。
抽出抗原液の入った試験管に、テストスティックの検体吸収部を下にして入れます。検体吸収部が抽出抗原液に十分浸っていることを確認し、軽く撹拌した後に静置します。
なお、テストスティックの検体吸収部を抽出抗原液に入れた際、気泡が発生しますが、測定に影響ありません。
6. 5分後に判定します。10分を超えた場合は、判定しないでください。
   
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判定方法
●陽性(+) CONT部とTEST部の
両方が呈色する
●陰性(-) CONT部のみが呈色する
●再検査 CONT部が呈色しない
●再検査 CONT部が呈色しない
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関連情報
添付文書
A群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット
ディップスティック '栄研'ストレプトA 2011年4月改訂(第3版)
製品FAQ
A群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット
ディップスティック '栄研'ストレプトA
学術資料
  • 国立感染症研究所, A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎,感染症発生動向調査週報,第11号.1999
  • Lancefield,R.C.:J.Exp.Med.,57:571,1933.
  • El Kholy,A.,et al.:J.Clin.Microbiol.,8:725,1978.
  • 小島禎等:イムノクロマト法を応用したA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の診断法の評価検討.JARMAN Vol.12(2).p.91-95,2002.
関連リンク
国立感染症研究所 感染症情報センター A群溶血レンサ球菌咽頭炎 定点当たり報告数
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